京都の12月、3月には花灯路がありますが、
夏の京都では灯りのイベントはないの?と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、
昨年から新たな京都の夏の風物詩として「京の七夕」というイベントが始まりました。
「京の七夕」とは、
旧暦の七夕に、1年に1度の願いを届けるあかりのイベントです。
先週の土曜(8/6)から始まっているのですが、
昨日やっと視察にお伺いすることができました。
会場は堀川と鴨川の2つに分かれて開催されています。
今回は、堀川会場を視察した様子をご紹介させていただきます。
まずは、押小路橋からスタート!
(なかなか見えにくくて、ごめんない。)
↑すると、上流から青い光の[いのり星]が流れてきました。
19時からスタッフの方が流しているようなのですが、
絵はがき短冊を購入したり、提示したりすると、
この[いのり星]を自分でも流すことができるそうです!
一緒にイベントに参加している、という感じがして、より一層楽しめそうですよね〜
また、たくさん流れているところはとても幻想的でキレイでした☆
とことこと、川沿いを歩いていくと・・・
↑[光の友禅流し]がお目見え。
元々、京友禅というものは、京都の良質な水に支えられ発展したもの。
水とのつながりが深い友禅に華やかなあかりが灯り、こちらもまた魅力的でした。
そして、そして、お次に見えてきたのが・・・
↑[願い七夕]です。
さらさら〜と、笹が風に揺れる音で風情を感じることができます!
お馴染みの七夕飾りも、夜にライトアップされ、
こんなにもずらりと並ぶと、全く違った雰囲気になりますね。
この中でも1番人が集まっていたのが・・・
↑[光の天の川]です!
みなさん、カメラや携帯で必死に写真を撮られていました。
LEDライトが、空一面に広がる、本物の天の川のようにキラキラと輝いていました。
星座や流れ星も流れていたりして・・・
ずっと眺めていたい気分になってしまいました。
その他にもまだまだご紹介できていない、様々なあかりがありました。
今年は、東日本大震災の復興も願って、
仙台七夕まつりと連携したイベントも行っているようです!
なかなか写真ではこの素晴らしさを伝えられないので、
是非参加してみてくださいね。
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京の七夕
開催期間:8月6日(土)〜15日(月)
点灯時間:19:00〜21:30
↓詳しくはHPをご参照ください
http://www.kyoto-tanabata.jp/
8月5日(金)、花灯路事務局はお隣の奈良の灯りのイベント「なら燈花会」の視察に行ってきました。
花灯路だけでなく、関西には様々な灯りのイベントが開催されます。
今年で12年目を迎える「なら燈花会」は、
その全てをボランティアのスタッフのみなさんによって運営されています。
何カ所もある様々なデザインの灯りは、
スタッフのみなさんの熱い想いから生まれたデザインです。
そのため、あぁしたい、こうしたいという想いから
毎年趣向を凝らしたデザインが私たちを楽しませてくれます。
↑五十二段 「なら燈花会」の焼き印が入った竹の行灯がずらっと並んでいます
↑東日本大震災の起こった今年は「絆」の大切さを感じますね
↑市役所前 この光の向こうでは、ミニコンサートも開催され、音と灯りのコラボレーションも楽しめます
↑かわいいハートのデザイン
↑九州新幹線が開通した熊本からやってきた「みずあかり」
↑そして、広大な奈良公園にはこんなにもすてきな灯りが広がっています。
とにかく、様々なデザインに夢中になりすぎて、時間が足らない。。。
写真ではなかなか伝わらないので、
是非とも一度足を運んでみてください。
ひとつ一つの灯りには、
ボランティアスタッフのみなさんひとり一人の想いがこもっています。
花灯路事務局も燈花会のみなさんのように
熱い想いですてきな灯りを届けられるようにたくさんお勉強させていただいた1日でした。
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なら燈花会
期間:8月5日(金)〜14日(日)
点灯時間:19:00〜21:45
↓詳しくはHPをご参照ください
http://www.toukae.jp/index.html